自作で名刺作成・印刷をするメリットとデメリット

2020年4月13日 投稿者: masterad_grrrlcon

少ない枚数を用意するなら自作が圧倒的にお得

名刺作成を自分でやる上で、最も大きなメリットはコストパフォーマンスの良さです。
実は業者の大半が50枚や100枚単位からの印刷しか受け付けておらず、例えば近しい人のみに向けた名刺を作りたいときはどうしても余りがちになります。
しかし費用は余分に作成した分も取られるので、不本意な出費をしてしまうリスクがあるのです。
一方で自作をすれば、作りたい枚数だけ任意に無駄なく作ることができます。
1枚当たりに掛かる費用を最低限に抑えながら、印刷機1台で欲しい枚数だけ作れるのは唯一無二のメリットです。
また無料で配布されているソフトウェアを使えば、簡単なデザインの名刺作成には何のスキルも要りません。
予め用意されているテンプレートを使うだけですし、それでいて種類も豊富なので誰かと似通う可能性も低いです。

最近はスマートフォンのアプリから名刺作成をすることもできるため、余程の凝ったものにしない限りは印刷代の安さと手軽さに驚くことでしょう。

紙の質や色合いから手作り感が出ることはネック

名刺作成を自分でやった場合、最初に浮かぶデメリットは手作り感の強さです。
紙質にもそこまで拘ることはできませんし、印刷後の色合いも家庭用プリンタのインクを使っていますから、見る人が見れば自作したのだとすぐ判るでしょう。
業者が作成したものと比べれば、完成度では到底敵いません。
同時に個性が出しにくいのもデメリットで、渡した相手の印象に残るような名刺作成をしたければプロに頼む他ありません。
特に近年はIT業界やアパレル業界など、一部で派手な名刺が流行しています。
そういった流行に付いていこうとすれば、やはり自作の名刺では限界を感じるかもしれません。
ただ逆に手作り感が、渡した相手に好印象を与えることもあります。
こればかりは受け取った側の価値観に委ねるしかありませんが、自分で印刷した方が渡す際の思い入れも大きくなるはずです。
そういう意味でこのデメリットはメリットと表裏一体ですから、あまり気にすることはないのかもしれません。

まとめ

名刺作成は社会人になれば誰しもが通る道ですが、自作をしてもそうでなくても一長一短です。
しかしある程度の纏った枚数が欲しいのであれば、素直に業者に頼んだ方がクオリティも上げられて満足できるのではないでしょうか。
自分で名刺作成をするのであれば、極めてシンプルなものになると考えておいてください。
それが奏功な場合もありますし、必ずしも悪い意味で言っているわけではありません。
長く付き合っていくものですし、後悔のないよう作ってください。